2006年01月23日

呼吸

人間には誰しも特殊能力がある。そしてすべての備わっている感覚器官や能力は常に最大限には使いこなされていないだろう。私には霊感や秀でた運動神経といったものは持ち合わせていない。しかし私には意識的に使おうとしている能力がある。

私は言葉を聴いていない。耳が悪いわけではないが言葉に対する感覚が人より劣っているのだ。だから言葉を聴いて音は分かっても、字面だけでしゃべっている人の話が伝わってこないのだ。逆の観点から言えば自分は人に分かりやすく話すことを意識している。

そこで重要になってくるのが呼吸である。ある時期からこの呼吸について考え続けているのだが、どれだけ考えていても奥は深く常に興味深い。
新劇をやっていて、声の使い方はもちろん、口、目、耳、手や足といった役者としての身体の使い方を教わるが、個人的には呼吸というテーマが私の役者としてのテーマなのである。

呼吸をよく見れば、息を吸っただけでセリフの嘘が分かり、感情の流れが分かる。言葉が無くても、呼吸していれば何を思っているのかが分かりまた、目を使えばそれを人に伝えることも可能なのだ。だから舞台上では出来るだけ生きた呼吸をして過ごすように私はしていく。

そしてこれからは新鮮なにほいも感じていけるように…。
posted by アカツキマサカ at 11:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | コラム・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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重箱の隅っこ VS 血と肉と骨
Excerpt: 今回は、重箱の隅っこと血と肉と骨の対決です。 果たして勝負の行方は・・・?
Weblog: 勝手にブログを戦わせるよ
Tracked: 2006-01-23 13:11